ブレーキローターのお話


最近、ブレーキローター研磨作業が多いのです。
じゃあ、なんでローター研磨が必要なの???ってお話です。


↑車検で入庫したH17年式ワゴンRターボのブレーキローターです。
写真をみてお分かりのように、ローター表面がヒドイ段付き磨耗状態・・・
更には多数の「巣穴」が発生しています^^;
クルマの「使用状況」や「保管場所」によっては、この様な状態になる場合があるのです。
お客様に自覚症状は無かったようで、我々が試運転してもブレーキフィーリングに異常を感じる事が出来ません。


ただ、5年で走行25000キロしか走行していないのですが・・・
フロントのブレーキパッドの厚みが、ほとんど無い状態になっていました^^;
(サビが原因の多数の「巣」で、パッドへの攻撃性が上がった可能性有り)
8〜9万キロ走っても、「パッド」交換が必要のない同車種が存在することを考えると、「異常磨耗」といえます(オーナーのブレーキの踏み方でも違います)


こういう場合は・・・
ブレーキパッドとブレーキローターを同時交換しないといけません。
ただ、ローター交換の費用は・・・結構なお値段になってしまいます^^;
それに比べ、ローター研磨は安価ですむのです(研磨不可能な場合もあります)


これらを踏まえて考えると・・・
「ローター研磨が必要」なのではなく、
「ローター研磨の方がお客様の負担が少ない」という事なのです^^
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